八方塞がりとは?9年に1度めぐる「試練の年回り」
八方塞がりとは、九星気学において自分の本命星が方位盤の「中央(中宮)」に位置する年のことです。
中央に入ると、東西南北すべての方位の影響を同時に受けることになり、どの方角に向かっても塞がれているような状態に。これが「八方(すべての方向)が塞がる」という名前の由来です。
厄年や大殺界と混同されがちですが、八方塞がりはあくまで九星気学独自の概念で、方位の影響が強まる年回りを指します。
八方塞がりは特定の人だけに訪れる不幸ではなく、誰もが9年サイクルで経験する「エネルギーの充電期間」です。
そう理解しておくだけで、構え方がガラリと変わってきます。
まず自分の「本命星」を確認しよう
八方塞がりがいつかを調べるには、まず本命星(ほんめいせい)を知る必要があります。
本命星は生まれ年で決まりますが、九星気学では節分(毎年2月3〜4日頃)を年の区切りとしているため、1月生まれの方は実際の生まれ年より「1年前の星」が本命星になります。
たとえば1999年1月20日生まれなら、節分前なので本命星は1998年の二黒土星です。
| 生まれ年(節分以降) | 本命星 |
|---|---|
| 1985年 / 1994年 / 2003年 | 六白金星 |
| 1986年 / 1995年 / 2004年 | 五黄土星 |
| 1987年 / 1996年 / 2005年 | 四緑木星 |
| 1988年 / 1997年 / 2006年 | 三碧木星 |
| 1989年 / 1998年 / 2007年 | 二黒土星 |
| 1990年 / 1999年 / 2008年 | 一白水星 |
| 1991年 / 2000年 / 2009年 | 九紫火星 |
| 1992年 / 2001年 / 2010年 | 八白土星 |
| 1993年 / 2002年 / 2011年 | 七赤金星 |
※ 1月生まれ(節分前)の方は、上の表の「1年前の生まれ年」を参照してください。
【早見表】本命星別・八方塞がりはいつ来る?(〜2035年)
本命星が確認できたら、下の早見表で自分の八方塞がりがいつかをチェックしましょう。太字の年が直近の八方塞がり年です。
| 本命星 | 直近の八方塞がり | 次回 |
|---|---|---|
| 一白水星 | 2017年 / 2026年 | 2035年 |
| 二黒土星 | 2016年 / 2025年 | 2034年 |
| 三碧木星 | 2015年 / 2024年 | 2033年 |
| 四緑木星 | 2014年 / 2023年 | 2032年 |
| 五黄土星 | 2013年 / 2022年 | 2031年 |
| 六白金星 | 2012年 / 2021年 | 2030年 |
| 七赤金星 | 2011年 / 2020年 | 2029年 |
| 八白土星 | 2010年 / 2019年 | 2028年 |
| 九紫火星 | 2009年 / 2018年 | 2027年 |
九星気学では9年サイクルで運気の波がめぐります。八方塞がりもその波のひとつ。ある年に乗り越えた経験が、次の9年を生き抜く力になります。
【関連記事】九星気学で人生の転機はいつ来る?9年周期と本命星別・転機の年早見表
八方塞がりはいつ始まり、いつ終わる?
八方塞がりの「始まり」と「終わり」について、よく質問を受けるのでまとめます。
九星気学では立春(毎年2月4日頃)を年の始まりと捉えます。そのため厳密には、八方塞がりの期間は「その年の立春〜翌年の節分まで」の約1年間です。
たとえば2026年が八方塞がりの一白水星の方なら、2026年2月4日頃〜2027年2月3日頃が対象期間となります。
一般的には「1月1日〜12月31日」の1年間として捉える方も多く、どちらの区切りが絶対に正しいという話ではありません。大切なのは「その年は慎重に、丁寧に過ごす」という姿勢そのものです。
しおり私個人は立春を基準にしています。ただ、厳密な日付より「その1年を丁寧に生きる」意識のほうが大事だと思っているので、カレンダー年で考えても全然大丈夫ですよ。
八方塞がりの年にやってはいけないこと3つ
「絶対禁止!」という決まりはありませんが、八方塞がりの年は判断力や体力が落ちやすく、行動が裏目に出やすいとされています。以下の3つは特に慎重に。
- 急ぎ足の大きな決断・契約(転職・引越し・新規事業など)
- 準備不足のまま新しいことをスタートさせること
- 体調不良の放置・無理なスケジュールで自分を追い込むこと
「動いてはいけない」ではなく、「動くなら今まで以上に準備を重ねてから」が正解です。
どうしてもこの年に大きな決断をしなければならない場合は、方位除けのお祓いを受けたうえで吉日・吉方位を選ぶ方法もあります。
八方塞がりを上手に乗り越える4つの過ごし方
八方塞がりの年は「動かない年」ではなく「整える年」です。以下の4つを意識すると、翌年以降の運気の流れが明らかに変わってきます。
① 現状維持・足元を固めることに集中する
新しいことに飛びつくより、今あること・今いる場所を丁寧に育てることに全力を注ぐ時期です。仕事なら現職でのスキルアップ、人間関係なら既存の縁を深めることが吉とされます。
② 健康管理を最優先にする
八方塞がりの年は体調を崩しやすいとされています。睡眠・食事・定期健康診断など、当たり前のことを当たり前にこなす。体が整うと、気持ちも判断力も整ってきます。
③ 方位除け・お祓いを受ける
八方塞がりへの伝統的な対処として方位除け(ほういよけ)のお祓いがあります。元旦〜節分(2月3日頃)の間に受けるのが一般的ですが、1年を通して受けられる神社も多いです。
「お祓いで運気が変わる」という確証はありませんが、心が落ち着いて行動の慎重さが増す効果は間違いなくあります。
④ 占いで「吉日・吉方位」を把握する
九星気学では年盤・月盤・日盤を組み合わせると、八方塞がりの年の中にも「吉の日・吉の方角」が必ず存在します。その年全体が完全アウトなわけではなく、動ける日や方角を狙えば影響を最小限にできます。
自分では判断しにくい場合は、プロの占い師に個別鑑定してもらうのが一番の近道です。



私は八方塞がりの年に電話占いを使いました。「今月は動かないほうがいい」「来月のこの方角なら吉」という具体的なアドバイスをもらえて、すごく安心したのを覚えています。
よくある質問(FAQ)
Q. 八方塞がりは毎年やってくるの?
いいえ、9年に1度だけです。厄年(女性は19・33・37歳など)や六星占術の大殺界とは別の概念で、周期も仕組みも異なります。
Q. 八方塞がりの年は何もしないほうがいい?
「何もしない」が正解ではありません。大きな決断や新規スタートは慎重にしつつ、今あるものを深める・整えることに注力するのが九星気学的な正しい過ごし方です。日常生活は普通に送れます。
Q. 八方塞がりの年に転職・結婚してもいい?
絶対NGではありませんが、いつも以上に慎重に準備を積んでから動くことをおすすめします。どうしてもこの年に進める場合は、方位除けのお祓いを受けたうえで吉日・吉方位を選ぶのが有効です。
Q. 1月生まれだけど、本命星はどうやって調べる?
節分(2月3〜4日)より前に生まれた場合は、実際の生まれ年の「1年前」を基準に本命星を確認します。たとえば2001年1月15日生まれなら2000年の九紫火星が本命星です。
【関連記事】九星気学2026年下半期の運勢|9星別・転機と注意月を解説
まとめ:八方塞がりは「9年に1度の充電期間」
八方塞がりは怖い年回りではなく、次の9年に向けてエネルギーを蓄える充電期間です。
この記事のポイントをおさらいします。
- 八方塞がりは9年に1度、本命星が方位盤の中央に入る年回り
- 期間は厳密には立春(2月4日頃)〜翌年節分までの約1年
- 大きな決断・新規スタートは慎重に。今を整えることに集中する
- 方位除けのお祓いや、プロの占いで吉日・吉方位を把握するのも有効
「いつが自分の八方塞がりか」がわかると、無駄に焦らず流れに沿った動き方ができるようになります。
不安が続くなら、一人で抱え込まずにプロの占い師に話を聞いてもらうのも選択肢のひとつ。今のあなたの運気を、九星気学の視点で細かく読み解いてもらえますよ。



八方塞がりの年って、後から振り返ると「あのとき動かなくてよかった」と思えることが多いんです。しんどいけど、翌年の爆発的な運気上昇の仕込み期間だと思って、丁寧に過ごしてみてください。








